災害時に備えるために
公開質問状

2017年4月21日

こども・女性支援ネット東海


大地震、それは日本中どこででも起こり得るものです。東日本大震災から5年が経過し、一部で「風化」が指摘されています。「天災は忘れたころにやってくる」という格言通り、大地震が起きた直後は備えますが、被災地から遠い地域ではすぐに忘れてしまいます。しかし、これまで地震とは縁が薄いと思われていた熊本で2016年4月14日にMJ6.5、16日にMJ7.3と、これほどの地震が続き、被害者が出たことは、日本列島では例外なく、いつどこでどんな地震が起き、被害がでても不思議ではないということを意味します。

南海トラフ大地震に備えて私たちは、何を行うべきか考えました。「自分の命は自分で守る」それは、妊婦・乳幼児・女性も例外ではなく、日ごろからの備えが大切です。次に地域の協力による共助です。そして公助です。

私たちは、災害時に見落とされやすい妊婦・乳幼児・女性への支援を行っています。妊婦・乳幼児・女性だけでなく、高齢者、障がいのある方、人口肛門など在宅医療の方など、配慮が必要な方ができるだけ早く、日常の安心を取り戻すことができるようにする必要があります。

熊本地震においてもこどもと女性の不安と心身のダメージは大きく、そのような中、熊本市のやまなみこども園とさくらんぼ保育園は、震災直後1日目に自主避難所を開設されました。この自主避難所は、食物アレルギーや障がいを持つこどもにとっても安心な場所であり、不自由な日常の中に、人の温かさや思いやりに満ちた時間に溢れていました。私たちは、妊婦・乳幼児・女性の命を守り、安心をつくったやまなみこども園、さくらんぼ保育園の挑戦により、保育士の社会的役割の大切さとこどもの参加の力、地域力を学びました。

また熊本学園は、高齢者の方や障がいのある方に対し、指定福祉避難所の機能が困難ななか、自主避難所を開設され、最後のおひとりまで受け入れをされました。

そこで私たちは、名古屋市においても、災害に事前に備える必要があると考え、次のことを質問いたします。

私たちは、配慮対象者を妊婦、乳幼児、女性として質問しますが、高齢者、がいのある方、医療行為の必要な方、それぞれ配慮すべきことがことなること申し添えます。

1.自主避難所開設支援について
避難所運営は自治が原則であり、そのことにより、生きる意欲と希望を見出し、日常を取り戻していくことができます。特に妊婦・乳幼児・女性は小学校における避難所を改善しても、こどもが泣いたり、感染症の課題もあり、環境を整えることが困難です。妊婦・乳幼児、女性に対して地域の人による、地域の資源を活かした、自主避難所の設置についてどのようなお考えか。また、その支援のあり方をどのように考えているのか。

2.日ごろより、自主避難所を拠点とし、安心をつくることができる助産師、保育士、看護師等の専門家と地域の小学生や中学生も主体的に関わり、地域のひととの「安心をつくるひと」のネットワークづくりが重要です。

3.自主避難所において妊婦、乳幼児、女性を守ることができる、女性リーダーの確保と育成が必要です。

4.日常の安心をつくるための、配慮対象者のための備蓄や救援物資搬送のルートの確保が必要です。

5.自主避難所や車中泊、自宅避難のかたのための自主避難所など地域支援拠点を設置し、その機能の強化が必要です。

妊婦・乳幼児・女性は、見過ごされる可能性の高いことをより多くの人たちが共有し、地域では、自発的な活動がむつかしいといわれているも、地域において日ごろから、多様な主体者が連携・協力し、自主避難所の設置と実際の機能する仕組みを構築していけるようにしていくことが大切であると考えます。

以上の施策提言、意見について回答をお願いいたします。


事務局
特定非営利活動法人 市民フォーラム21・ NPOセンター
担当:藤岡
TEL052-919-0200/FAX052-919-0220
E-mail fujioka@sf21npo.gr.jp
〒462-0819
名古屋市北区平安1丁目9番22号

回答

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