私たちの組織について

趣意書

大地震、それは日本中どこででも起こり得るものです。東日本大震災から5年が経過し、一部で「風化」が指摘されています。「天災は忘れたころにやってくる」という格言通り、大地震が起きた直後は備えますが、被災地から遠い地域ではすぐに忘れてしまいます。しかし、これまで地震とは縁が薄いと思われていた熊本でこれほどの地震が続き、被害者が出たことは、日本列島では例外なく、いつどこでどんな地震が起き、被害がでても不思議ではないということを意味します。

南海トラフ大地震が起きることは確かです。それに備えて私たちは、何を行うべきか考えました。「自分の命は自分で守る」それは、妊婦・乳幼児・女性も例外ではなく、日ごろからの備えが大切です。次に地域の協力による共助です。

私たちは、災害時に見落とされやすい妊婦・乳幼児・女性への支援を行います。妊婦・乳幼児・女性ができるだけ早く、日常の安心を取り戻すことができるようにします。

熊本地震においてもこどもと女性の不安と心身のダメージは大きく、そのような中、熊本市のやまなみこども園とさくらんぼ保育園は、震災直後1日目に自主避難所を開設されました。この自主避難所は、食物アレルギーや障がいを持つこどもにとっても安心な場所であり、不自由な日常の中に、人の温かさや思いやりに満ちた時間に溢れていました。私たちは、妊婦・乳幼児・女性の命を守り、安心をつくったやまなみこども園、さくらんぼ保育園の挑戦により、保育士の社会的役割の大切さとこどもの参加の力、地域力を学びました。

そこで私たちは、次のことを基本方針とし活動を行います。

  1. 東海地域の中学校区にひとつ、地域の人による、地域の資源を活かした妊婦・乳幼児・女性のための自主避難所が開設できることを目指します。
  2. 日ごろより、自主避難所を拠点とし、安心をつくることができる助産師、保育士、看護師等の専門家と地域の小学生や中学生も主体的に関わり、地域のひととの「安心をつくるひと」のネットワークづくりを行います。
  3. 自主避難所において妊婦、乳幼児、女性を守ることができる、女性リーダーの確保と育成に努めます。
  4. 日常の安心をつくるための救援物資が確保できるようにしていきます。
  5. 自主避難所開設のために政府・行政に対し提言をしていきます。妊婦・乳幼児・女性は、見過ごされる可能性の高いことをより多くの人たちが共有し、多様な主体者が連携・協力し、適切な活動を行うことができるようにしていきます。

これらは、大きな課題ですが、大きな課題だからこそ、全国のみなさまとつながっている心強さを糧に、私たちは自らこの大きな問題に取り組んでいきたいと考えます。

2016年12月3日

こども・女性支援ネット東海


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